【Q&A】 中国語を活かして/学んで就職したいのですが

シンガポールでの就職にあたり、中国語の能力はそれほど有利にはならないことがほとんどです。過去にシンガポール就職を実現した留学生の方の中にも中国語が出来る方が何名もいらっしゃいますが、中国語能力が評価され就職の決め手となったわけではありません。

理由はシンガポールのビジネス言語は全て英語だからです。

もちろんシンガポールにおいても中国との取引は重要ですが、中国語が必要な時はシンガポールの人口の多くを占める中華系シンガポール人の社員に担当させるのが必然です。

シンガポールで働く日本人のほとんどは中国語は出来ませんが、中国語が出来なくても、シンガポールでの仕事や生活に支障をきたすことはまずありません。

ただし中国語ができることは仕事以外、例えば普段の買い物や同僚とのおしゃべりには有利になります。シンガポール人の多くが中華系であり、彼らは英語もできますが、やはり民族の言葉である中国語が出来る外国人には仲間意識を持って接してくれます。自分の出身地の方言を喋れる外国人がいたらきっと親しみを持つと思いますが、それと同じ感覚だと思います。

中国語は就職活動や仕事の実務においてはそれほどプラスにはなりませんが、普段の生活、特に人間関係において、出来るよりは出来たほうが良いのは確かです。

就職について
カテゴリー: よく寄せられる質問, 就職について   パーマリンク