3) 学校カタログの読み方【必読】

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ご紹介している語学学校の特徴を比較しやすいように、同じフォーマットを使って各語学学校をご案内しています。ご自身にとって何を最も重視するかを明確にするのが、学校を決めるポイントです。

地域 学校の所在地域です。ほとんどの学校はシンガポールの中心地・繁華街であるシティーホール、オーチャード、ブギス付近にあり、通学の便にそれほど大きな差はありません。
寮からの通学 ご紹介している各学生寮から、公共交通機関を利用した通学時間の目安です。
概ね30分以上1時間以内です。狭いシンガポールですが、東京23区とほぼ同じ面積の国土で、公共交通機関を使って通学すると、待ち時間や歩く時間などもあり、このくらいはかかってしまうのは一般的です。
入学日 学校へ入学可能な日です。各学校で入学出来る日が違います。
毎週月曜日入学の学校から3ヶ月に1回のみという学校まで様々です。
前者はクラスメイトの入れ替わりが多く、後者はクラスメイトの顔ぶれは余り代わりません。どちらが良いかは好みの問題だと思います。
毎週入学可能な学校でも毎週新しいクラスがスタートするという意味ではありませんので、ほとんどの場合、既に開始しているクラスに途中から入学することになります。新しいターム(新クラスのスタート)は、1月・4月・7月・10月に開始される学校が多いです。
短期留学と長期留学では入学日の規定が異なる学校もあります。
1タームの期間 1ターム(1レベル・1コース・1学期)の期間です。期間は学校により異なりますが、通常は3ヶ月程度で1つのタームを修了、テストに合格すれば上のクラスに進級します。1ターム3ヶ月の学校は3ヶ月毎に新クラスがスタート、1月・4月・7月・10月開始が多いです。
長期留学の方が一度にお申込み出来る期間(ターム数)は学校により違い、1ターム単位の学校、複数タームでお申込みできる学校があります。但し複数タームのお申込みは返金が効かなくなるので、最初は1タームのみのお申込みをお勧めしています。
学生ビザの期間はお申し込み期間になります。お申込み期間終了前に、延長手続きをすることで、引き続き通学できます。
ターム日程 各タームの開始日・終了日の日程・スケジュールです。多くの学校はターム終了毎に1週間程度(長さは学校により異なる)の休みがあります。この休み中に多くの留学生が近隣諸国(タイ、インドネシア、マレーシア、ベトナム、カンボジアなど)へ旅行に出かけています。
授業時間 1日の授業時間及びその時間帯です。時間帯が2パターンある学校は、時間帯の指定はできません。
レベル数 クラスを幾つのレベルに分けているかを示します。レベル数が多い学校ほど、クラス内での語学力の差が少なくなるため、授業がより効率的になります。なお同一レベルに該当する生徒数が極端に少ない際は、そのレベルは開講されないことがあります。
クラス分け方法 どのレベルのクラスで学ぶかを判断するクラス分けテストを受けて入学するクラスを決定します。
1クラスの人数 1クラスの平均的な人数です。実際の人数は同レベルの生徒が同時期に何人いるかで違い、同じ学校でもあるクラスによって2倍程度の開きがあることもあります。
また短期留学可能な学校は夏休み時期(6月~9月)に生徒の数が多くなる傾向があります。
日本人比率 1クラスの日本人比率です。こちらも実際は同じ学校でもクラスにより比率に差があり、特に夏休み中は同時期に同レベルの日本人が集まってしまい、日本人比率が高くなることもあります。
また1クラスの人数が多い学校ほど日本人比率も低くなる傾向が強い為、クラスの人数・日本人比率、どちらを優先させるかは学校選びのポイントです。
生徒の年齢層 日本以外の国からの留学生、特に東南アジアからの留学生は10代半ばから20才前後が中心です。これは教育レベルの高いシンガポールで英語を学び、その後、シンガポールの高校や大学・専門学校へ進学、あるいは欧米の大学へ進学を目指す留学生が多いからです。
またレベルが上のクラスほど生徒の平均年齢は高くなり、下のクラスほど平均年齢は低くなる傾向があります。
日本人の留学生は20代がほとんどで、平均年齢が最も高いです。次に高いのが韓国人の留学生です。
生徒の国籍 クラス内における生徒の国籍です。学校により多い国籍の傾向はありますが、全体として留学生が多い国籍は中国・インドネシア・ベトナムの3カ国。それに続くのがタイ、韓国、台湾、日本、モンゴルなどです。
先生の国籍 先生の主な国籍です。シンガポールの語学学校で教師をするにはシンガポール政府教育省の許可が必要です。英語教師というと国籍はイギリス・アメリカ・カナダ・オーストラリア・ニュージーランドに限ると思われている方も多いのですが、国籍がこれらの国以外でも幼少の頃からこれらの国で生活していた先生やこれらの国の大学に留学して英語教育を学んだ先生もいます。教師の良し悪しは国籍ではなく教育に対する情熱や授業の進め方や工夫にあると思いますので、それほど気にする必要はないと思います。ただし授業料が高い学校ほど教師の給料も高くなり経験豊富な教師や外国人教師が多い傾向があります。
使用テキスト 授業で使用するテキストブック(教科書)です。多くの学校が世界的に有名な大手出版社のテキストブックを使用しています。
インターネット 学校内でのインターネット(Wi-Fi)使用について記載しています。
設備 学校内の設備について記載しています。
その他 その他、各学校の特記事項があればここに記載しています。
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