親子留学

弊社は語学留学を専門に扱っております。
小学校・中学校等、一般の学校への留学お手伝いは行っておりません。

幼稚園生・小学生の親子留学(短期・長期)のお手伝いを専門に行っている日本人経営の会社をご紹介いたします(このページ最後をご覧ください)。

なお現地の学校やインターナショナルスクールへの長期留学をお考えの方には、留学を決断する前に、しっかりと考えて頂きたいことがございます。必ず以下に目を通して頂く様お願い致します。

小中学生のお子さんの長期留学をお考えの方へ まず考えて頂きたいこと

皆さん、様々な考えで、良かれと思い子供の教育を考えていると思います。

しかし、特に子供の将来を大きく左右する義務教育時期の留学は果たして本当に良い選択であるのかどうか、しっかりと考え抜いたうえで決断して頂きたいと考えています。

まず3つの質問をさせて頂きます。

1) 子供を何人に育てたいでしょうか?
2) 子供の母語・第一言語は何語でしょうか?
3) 親の英語能力は如何でしょうか?

1) 子供を何人に育てたいでしょうか?

義務教育とは、その国の国民を育てる教育だと思います。
日本の小学校は日本人を、アメリカの小学校はアメリカ人を、シンガポールの小学校はシンガポール人を育てる、それが義務教育の役割であり、国民の義務としている理由であると思います。

2) 子供の母語・第一言語は何語でしょうか?

母語とは思考の源であり学問の基本です。
母語の能力によって思考や表現、学習能力は大きな差となり、母語の確立があってこそ、豊かな思考や表現が可能になります。
母語とは読む・書く・聞く・話す・考えるの要素が不自由なく自然に出来る言語です。
普段、日本語が当たり前の生活をしていると、母語の確立という意識が疎かになりがちですが、日本語で読む・書く・聞く・話す・考えるを不自由なく出来るのは小中学校の国語教育があるからです。

それゆえ、母語を何語にするか?は非常に大切なことであり、その母語を教育言語とする義務教育を受けることが大切であると考えています。

この2つが決まれば、義務教育で通うべき学校はおのずと決まると思います。
そのうえで、英語を母語として、英語を教育言語とする学校で教育を受けさせると決めた場合、3番目の質問が大切になります。

3) 親の英語能力は如何でしょうか?

英語で教育する学校を選択された場合、学校との連絡は原則全て英語になります。日本の学校同様、三者面談等もあります。
シンガポールに母子で留学する場合、学校との日々のやりとりは全て母親が担うことになります。

もし母親の英語が現段階ではこうした意思疎通に十分ではない場合、子供の教育・成長に関することですので、母親も、学校との意思疎通が出来るように、またそれ以上に、自分の子供が学校で何を学んでいるのかを理解し、また親子間の深い意思疎通の為にも、母親も英語学習に取り組んで頂くことが大切だと思います。

いや、英語は子供さえ身に付けてくれれば十分、自分は必要ない、学校とのやり取りはお金を払って通訳や翻訳を依頼すれば良い・・・という考えをお持ちなら、お子さんの教育をどこまで真剣に考えているのか、正直疑問に思います。

義務教育期間の留学は、大切なお子さんの人格形成をも左右する大切な時期の留学ですので、「英語を出来るようにさせたい」ということだけではなく、何人として育てるのか?母語は何語にするのか?メリット・デメリット・リスクを十分吟味した上で、決めて頂きたいと思います。

留学をビジネスとしている弊社があえてこのようなことを書くのは、最近の英語重視の風潮の影で、もっと大切な「母語」「国民教育」の概念を考えていない例に出会うことが増えているからです。
しかし、それは仕方のないことであるとも思います。日本で生まれ生活していれば、考えなくても良いことだからです。グローバル化とは、この2つのポイントを考えなければならない社会なのかもしれません。

「子供を何人として育てるのか?」 「子供の母語を何語にするのか?」
まずは親として、この大切な2点をじっくりと考えてください。

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