【Q&A】 シンガポールの地元小学校・中学校・高校の制度を教えてください

※弊社ではシンガポールの地元小学校・中学校・高校への留学のお手伝いはご提供しておりません。


シンガポールの地元学校は、小学校6年間・中学校4年間・高校2年間です。

ここでは外国人が入学する場合の規定・制度を説明します。

学校の選択 優先順位は一番最後

外国人は入学優先順位が一番最後の為、人気校への入学は事実上不可能です。定員に余裕のある学校を割り当てられるのが実際です。
シンガポール人の間でも、親が卒業生、兄弟が通っている、学校から家が近い、学校に寄付やボランティア活動をしている・・・・といった実績が入学の優先基準になるため、有名校入学のハードルは非常に高いです。

ガーディアン(保護者)の登録

ガーディアンを学校に登録することが義務付けられています。ガーディアンはシンガポールで同居している親、または21才以上のシンガポール人または永住権保持者になります。

親の同伴ビザ

母親または祖母のどちらか一方のみ、留学中の子供と一緒に生活する為の長期滞在ビザを申請することができます。長期滞在ビザ取得後1年を経過した後、別途就労許可を得て働くことも可能になります。また就労ビザを別途取得すれば最初の年からも働くことは可能になります。

統一入学試験

外国人が地元学校(小1及び高校を除く)に入学する際は、『AEIS』と呼ばれる外国人向けの統一入学試験(英語・算数or数学)を受ける必要があります。前提条件として英語の授業についていけるだけの英語力を身に付けていなければなりません。

統一入学試験『AEIS』は、毎年10月頃の本試験、毎年3月頃の補充試験の2回受験のチャンスがあります。学年開始月である1月からの入学には、10月頃の本試験を受けることになります。

入学校・学年の決定

統一入学試験『AEIS』の結果・シンガポールでの居住地で、入学する学校が自動的に割り当てられます。学校の希望は一切出せず、試験結果が十分でない場合は入学も出来ません。英語が母国語で無い外国人の場合、英語のハンディがある為、実際の学年より1学年下げて入学が許可されるケースも珍しくありません。

母国語授業の免除

中国語・マレー語・タミール語を母国語としない者は、入学後、母国語の授業の免除を申請できます。日本人はその対象です。

授業料

小学校$550 中学校$800 高校$1150 いずれも1ヶ月のアセアン諸国以外の外国人の学費です。

入学年齢

入学の際は、各学年毎に入学可能な年齢の幅が定められています。また最終学年への入学は原則として認められていません。
入学前に語学学校で英語を学び、更に学年を下げて入学する際は、入学年齢の幅に注意が必要です。

小学校1年 6歳~8歳
小学校2年 7歳~9歳
小学校3年 8歳~10歳
小学校4年 9歳~11歳
小学校5年 10歳~12歳
小学校6年 11歳~13歳 ※卒業試験の準備が十分出来ない為、原則入学不可
中学校1年 12歳~14歳
中学校2年 13歳~15歳
中学校3年 14歳~16歳
中学校4年 15歳~17歳 ※卒業試験の準備が十分出来ない為、原則入学不可

高校1年   16歳~18歳
高校2年   17歳~19歳 ※卒業試験の準備が十分出来ない為、原則入学不可

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