【Q&A】 幼稚園に通う子供と親子語学留学したいのですが

手配可能です。

オーストラリア等は、親が学生ビザを取得すれば幼稚園に通う子供は扶養家族用ビザで滞在できる制度があるようですが、シンガポールの場合、子供が同種のビザを取得するには、留学先がシンガポールの大学や大学院であることが条件になります。

語学留学の場合、お子さんも幼稚園に通うために学生ビザを取得することになります。 お母さんは、1)学生ビザを取得する 2)お子さんの保護者用のビザを取得する のいずれかになります。

シンガポールの幼稚園は大きく分けて3つに分けられます。

・幼稚園 ・ナーサリー(保育園) ・インターナショナルスクール

の3つです。

インターナショナルスクールには、日本人向け幼稚園も含まれます。日本人向けの幼稚園の中には、日本の教育制度に基づいて英語を第一言語として運営する日本人向けバイリンガル幼稚園も含まれます。また幼稚園・ナーサリーは原則としてシンガポール人向けですが、日本人の駐在員のお子さんが多く通っているところもあり、日本人保育士が常駐していたり、週に何回か日本人園児向けの日本語クラスを設けているところもあります。

これらのうち、手続きが簡単に学生ビザを取得できるのはインターナショナルスクールと教育省から認可されている幼稚園になります。

通常の幼稚園・ナーサリーは主にシンガポール人を対象にしているため、学生ビザを取得するには、幼稚園側の手続き・出費がかなりかかるため、その費用も負担しなければならなくなる可能性が高く、結局はインターナショナルスクールに通うのとそれほど大差が無くなってしまうことが多いです。(駐在員の子供など既にこちらでの長期滞在ビザを持っている子供は学生ビザは不要なのでこの問題はありません)

ちなみにインターナショナルスクールの幼稚園に通う場合、授業料・バス代等の諸経費を合わせると1ヶ月に$1000程度の費用がかかります。

親子の場合、住むところをどうするかも決めなければなりません。
間借りでバス・トイレ付の広めの部屋を借りる、あるいは1戸まるごと借りるのどちらかが現実的だと思います。間借りの場合は特に問題はありませんが、1戸まるごと借りる場合、HDB(公団団地)で$1200前後、コンドミニアムで$1600程度(ただしかなり郊外で生活に不便であったり地区年数が古いため余りお勧めできません)からになります。また1戸まるごと借りる場合、最低契約年数は1年以上であるところがほとんどです。

色々な諸費用を含めると1ヶ月あたり30万円程度の予算は最低必要になると思います。それに加えて、往復の飛行機代、海外旅行保険代(お2人で1年間20万円近くかかります)、弊社へのサービス料、生活立ち上げ時の費用(家賃の保証金、携帯電話購入費)なども別途かかります。

親子留学の場合、通常より手配に時間や手間がかかりますので、3ヶ月程度前にはお申し込み頂くことをお勧めいたします。

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